皇居東御苑の『桃華楽堂』【3/15】
暖かくなりすっかり春らしい陽気となってきました。
春といえばサクラやモモの花をイメージされる方が多いと思いますが
東御苑には桃の花が由来の建物があるのをご存じでしょうか?
今回は東御苑、本丸地区にある桃華楽堂のご紹介です。
東御苑は面積約21万㎡の広さの庭園です。
皇居東地区の旧江戸城本丸、二の丸及び三の丸の一部を整備し、昭和43年から一般公開されています。
天守台跡地の近くに位置するこちらの建物が桃華楽堂です。
昭和41年2月に音楽好きの香淳皇后(昭和天皇の皇后)の還暦記念として建設された音楽ホールです(200名収容可能)。
名称は香淳皇后のお誕生日でもある3月6日の桃の節句とお印の「桃」にちなんで名付けられたそうです。
キンポウゲ科の「テッセン」の花の花弁を型どり建物は八角形の特徴的な形をしています。
壁画には香淳皇后ゆかりのものが描かれており
大きく羽ばたく鳥を中心に「日・月・星」「松竹梅」「音楽」などをイメージしているそうです。
天守台跡地の坂を登って東の方向をみると壁画全体を見ることができます。
天守台からの景色は周辺の様子を一望でき、地上からとは違った雰囲気を楽しめますよ。
東京では昨日桜の開花宣言が行われ、春の花々が次々に開花しています。
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