9つの門巡り
本日は節分ですね。
東京の最高気温は6℃台となり、寒い一日となりました。
日陰では霜柱が顔をのぞかせていましたよ。
今回は春になったら是非巡っていただきたい!皇居・東御苑周辺の9つの門をご紹介します。
「桜田門外の変」の舞台となったことでも有名な旧江戸城外桜田門。
1961年に国の重要文化財に指定されています。江戸城の城門の中で最も大きな桝形門です。
※桝形門・・高麗門(こうらいもん)と渡櫓門(わたりやぐらもん)という二つの門の間に桝形の広場が設けられた戦略的な門
建造は江戸時代3代将軍、徳川家光公の時代と推定されている現在の皇居正門。
普段は閉じられており特別な行事の時や国賓来訪の時などに開門します。
桜田門を含め皇居外苑の人気スポットにもなっています。
現在は宮内庁職員の通用門となっている坂下門。
文久2年(1862)、江戸幕府の老中「安藤信正」が江戸城の坂下門外で襲撃された「坂下門外の変」が有名です。
こちらは桔梗門。
一般参賀など皇居参内者の通用門として使用されています。
旧江戸城の正門として利用されていた大手門。
高麗門は明暦の大火後の万次2年(1659)に再建され、渡櫓門は戦災害で焼失しましたが
昭和41年に東御苑の開園に伴い再建されました。
江戸城の裏門にあたる平川門。
当時の江戸城の本丸の大奥・天守部分から外部に通じていた北桔橋門。
坂下門から約750メートル先にある乾門。
春と秋の時期に一般公開がされる際には、特別に通り抜けることができます。
半蔵門は一番の高台に位置しています。
内堀通りとは対照的に人通が少なく、静寂な中に威厳のある雰囲気が漂います。
9つの門をご紹介しましたが、実際に訪れてみたいと思えるような門はありましたか?
皇居周辺はいくつか最寄り駅があるので、お好きな駅から散策をスタートできるのも魅力の1つです。
散策マップはこちら→https://www.fng.or.jp/koukyo/access/map/
散策の際は一部道路が狭い箇所がございます。車や自転車などに気をつけて散策をお楽しみください。