東御苑の冬の花
2月3日は節分です。
「節分」は季節を分けると書くように
翌日から新しい季節が始まるという意味で立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していました。
日本では長らく「1年は春に始まる」とされており
江戸時代には立春の前日だけを指すようになり、2月3日が節分になったと言われています。
春の訪れが待ち遠しくなる寒い日が続いていますが、冬景色の中で色濃く、強く開花する植物を皇居東御苑で見つけました。
透き通るような花弁が美しい「ソシンロウバイ」。
甘酸っぱい良い香りに癒されます。
冬の代表花でもある色鮮やかな「ツバキ」。
園内には数種類が開花しています。
東御苑の名所の1つである「梅林坂」。
まだ咲きはじめたばかりですが、満開になれば石垣とウメの花の絶景をみることができます。
数種類のウメの木が植えられているので、ぜひお気に入りの種類を探してみてください。
同じ梅でも色や形が様々なので、見ていて飽きることがありません。
ウメの名前もそれぞれ特徴的で由来が気になるところです。
こちらはカンザクラで、見ごろは1月~2月頃。
多くのサクラが春に向けて準備をしているなか、人々の視線をひとりじめする早咲きの桜です。
花言葉は「きまぐれ」「あなたに微笑む」。
歴史遺構も多く都会にいながらちょっとした旅行気分が味わえる東御苑。
ウメの花はこれから見ごろを迎えるので、ぜひ散策に訪れてみてはいかがでしょうか。
皇居東御苑についてはこちら
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