希望あふれる新しい年
明けましておめでとうございます。
今年の1月2日は3年前ぶりに一般参賀が行われ、皇居・皇居外苑は年明けから多くの方で賑わっていました。
2023年最初のブログ投稿ということで、縁起の良さそうな?皇居周辺の歴史遺構のご紹介です。
『特別史跡江戸城跡』として貴重な遺構が現存する皇居外苑。重要文化財に指定されている門があるのをご存知でしょうか。
桜田門
桜田門外の変が起きた場所として有名な桜田門。
昭和36年(1961年)に『旧江戸城外桜田門』として国の重要文化財に指定されました。
今では皇居の定番スポットの1つでもあります。
交通:有楽町線 桜田門駅
田安門
北の丸公園の北側、靖国通り沿いの千鳥ヶ淵と牛ヶ淵の間にあります。
寛永13年(1636)のもので、現存する旧江戸城建築遺構で最も古いものされています。
交通:半蔵門線 九段下駅
清水門
北の丸公園の東側に位置しています。
創建年代は不明ですが、現在の門は万治元年(1658)に再建したもの。
門の先には雁木坂という江戸時代の階段が今も残されており、当時の様子を想像することができますよ。
田安門・清水門の両門とも江戸城の遺構として昭和36年(1961年)に国の重要文化財に指定されました。
交通:半蔵門線 九段下駅
二重橋
奥側に位置する橋が「正門鉄橋」、手前側の橋が「正門石橋」といいます。
2つ合わせて二重橋と思われがちですが
正式には奥の「正門鉄橋」が江戸時代、二重構造の橋だったことが名前の由来とされています。
交通:有楽町線 桜田門駅/千代田線 二重橋駅
伏見櫓
江戸城には当時19の櫓があったと言われていますが、現存する櫓は3基のみ。うち1つがこちらの伏見櫓です。
関東大震災でも崩れることはありませんでした。
交通:有楽町線 桜田門駅/千代田線 二重橋駅
今年も歴史遺構や四季折々の動植物の様子など、皇居周辺の魅力を皆様にお伝えしていこうと思います。
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