冬のバードウォッチング
(日比谷濠)
紅葉の見ごろも過ぎ昼間も寒くなってくると外に出る機会も減ってきてしまいますが
木の葉が散り始める冬は野鳥たちを観察しやすい時期でもあります。
冬の渡り鳥たちも見かけるようになり本格的に冬の到来を感じます。
今回はこの時期に観察できる野鳥のご紹介です。
皇居外苑の隠れた人気者のスズメ。
季節問わず街中でも見かけることができますが
この時期にしかみられない冬の装いをした姿はなんとも愛らしい姿です。
お濠沿いを歩いているとプカプカと浮かんでいる水鳥たちをよくみかけます。
少し遠くて見ずらいかもしれませんが、よく観察してみると様々な水鳥たちが羽を休めています。
真っ黒な顔に白い模様が特徴のオオバン。
見た目が特徴的なので、遠くからでもみつけやすい水鳥です。
こちらはオカヨシガモ。
オスのくちばしは黒色、メスは黒にオレンジ色が入っているのが特徴です。
緑色が鮮やかなヨシガモのオスです。
メスは体全体が褐色で顔はほのかに灰色味があります。
スズメほどの大きさの鳥で秋から冬にかけてみることができるジョウビタキ。
小さいので見つけるのが難しいですが、木の葉が散るこの時期なら見つけられるかもしれません。
日本一小さなキツツキのコゲラ。
冬は木の幹に隠れている虫を食べるために、木に穴をあけることもあります。
みどり色の羽毛に目の周りやお腹が白いのが特徴のメジロ。
通年みることができますが、葉っぱの少ないこの時期はみどり色の羽毛が目立ちます。
今回ご紹介した野鳥たちは、双眼鏡がなくても見つけることができます。
北の丸公園でバードウォッチングをされる際は、マフラーや手袋などでしっかり防寒し、暖かい格好でお越しください。