秋の訪れ
「ハナミズキ」
季節は霜降(そうこう)を迎え、北国ではそろそろ初霜がみられる頃。
東京は朝晩と肌寒くなり本格的な秋の訪れを感じます。
北の丸公園で少しずつ色づきはじめた木々をご紹介します。
「クロガネモチ」
名前に「カネモチ=金持ち」という言葉が入っているので、縁起がいい木とも言われています。
赤い実が花の少ない時期に彩る存在にもなっており、野鳥たちも好んで食べにやってきます。
「サンシュユ」
春には黄色い花が咲き、秋には赤い実をつけます。
実は酸味や渋みがあり、漢方薬などに使われることもあります。
野鳥も食べにやってきますが、渋みがあるせいかあまり好んでは食べないようです。
「スイフヨウ」
朝は白いのに夕方にかけてだんだんピンク色が濃くなる不思議なお花。
1日で散ってはしまいますが、次々と咲くのでしばらく楽しむことができます。
日当たり次第で色の変化が変わってくるので、天気がいい日にはより色美しい姿をみれるかもしれません。
「モミジバフウ」
モミジのように5つに分かれた葉とトゲトゲした特徴的な実をつけるモミジバフウ。
街路樹にもよく使われる紅葉が美しい木です。
こちらはカワセミです。
園内の紅葉を散策しながら歩いていると、運が良ければ池のほとり辺りで出会えるかもしれません。
水面に浮かんでいる落ち葉といい、なんだか物思いに浸っているかのような姿ですよね。
園内を散策するには気持ちがいい季節になってきました。
これから益々色鮮やかなになっていく紅葉をお楽しみください。