梅雨明けの晴天~夏の北の丸公園でみられる植物~
梅雨が明け、日を追うごとに暑さが厳しくなってきました。
今回は夏の北の丸公園でみられる植物をご紹介します。
モッコク
花は白っぽい色からクリーム色に変化します。
丈夫で樹形が美しいことから古くから庭木に利用されてきました。
江戸時代には造園木とされていたといわれており江戸五木の1つに数えられます。
ヤブカンゾウ
遠くからでも目立つ華やかなオレンジ色をしており、8㎝ほどの大きな花を咲かせます。
昼間のみ開花し1日だけしか咲かないことから、「忘れ草(ワスレグサ)」とも呼ばれています。
ムクゲ
暑さで疲れてしまう・・・そんな時節に大きくて色鮮かな花を咲かせ、元気を与えてくれるムクゲ。
夏を彩る代表的な花木の1つです。
ハス
牛ヶ淵周辺はハスの花が咲き始めました。
ハスはスイレンとは異なり、水面より高い位置に茎が伸び、そこから花が咲きます。
6月ごろに撮影した際には、まだ小さいカイツブリの雛がハスの葉の上で休憩している姿がありました。
おとぎ話に出てくるような可愛らしい姿ですよね。
来週以降、梅雨に逆戻りするかのような予報が続いています。植物たちにとって恵の雨になりそうですね。
散策の際は水分補給を忘れずにお楽しみください。