〈皇居周辺の野鳥たち 〉〜愛鳥週間〜 第二弾
愛鳥週間にちなみ、前回に続き皇居外苑でみられる野鳥を紹介します。
今回は秋から冬にかけて観察することのできる渡り鳥です。
皇居外周といえば広大なお濠。
秋から冬にかけて、旅の休息を求めて多くの渡鳥が皇居のお濠にやってきます。
「ユリカモメ」
体と尾は白、背と翼の上面は淡い青灰色でくちばしと足が目を引く赤色。
濠の周辺や橋の手すりなどにとまっていることが多いので是非探してみてください。
「キンクロハジロ」
雄は頭から背・尾・胸・翼の上面が黒色、腹とわきは白色。雌は全体が黒褐色。
雄雌ともに頭の後ろに垂れた小冠羽がみられます。
馬場先濠では群れをつくって浮かんでいる様子が見られます。
「マガモ」
雄は体が淡い褐色に灰色で、頭は緑色、胸は紫がかった暗褐色。
雌は全体が褐色、顔が淡色で黒褐色の斑紋が特徴です。
「ツグミ」
頭から背・翼・腰・尾にかけて上面は黒褐色で、背・翼が淡褐色。うろこ模様が特徴です。
顔には淡い褐色の眉斑があります。
皇居外苑の松林や北の丸公園内の雑木林などで見つけることができますよ。
「ジョウビタキ」
雄は頭から首の後部が銀灰色で背に白い斑点があり、腰・尾は赤褐色。
雌は雄に比べて地味な色をしており頭から背にかけて灰褐色で、腰・尾は赤褐色下面は淡褐色。
東御苑や北の丸公園で見ることができます。
他にもモズやウグイス、シメなど皇居外苑では都心部とは思えないほど多くの渡り鳥と出会うことができます。
期間限定でお目にかかることができる野鳥の生態を調べながら季節の移ろいを楽しむのも良いですね。
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