北の丸公園 緑濃くなる木々と花
遅咲きの桜も散ってしまい春の陽気は何処へやら…。
北の丸公園の木々は、緑を濃くしながら夏の模様になってきました。
例年よりも少し早めに見ごろを迎えている園内の花々をご紹介します。
アヤメに似た形をした花ですが、白色に青色の斑点と中心部分が黄色が特徴の「シャガ」。
木陰にひっそりと群生をなす、模様の美しい魅力的なお花です。
満開の八重桜が記憶に新しい吉田茂像付近には、「ハナミズキ」が植栽されています。
白い花のようにみえる部分は花でなく苞(ホウ)という葉の一部で
中心に見える雌しべのようなものが花序(カジョ)という小さな花が集合したもの。
苞には虫や鳥に花があることを教える役割があるそうですが、新緑の季節に咲く瑞々しいハナミズキの花に、
私たちもつい吸い寄せられてしまいますね。
こちらは園内樹林地でみられる「オドリコソウ」です。
花の形が傘をかぶって踊っていらように見えることから名付けられたと言われています。
じっと眺めていると、本当に踊っているように見えてくるので不思議です。
緑濃くなりつつある木々の季節の変化を感じながら、ぜひ園内散策をお楽しみください。
散策の際はこちらをご利用ください♪