皇居周辺で見かける小さな野鳥
冬が終わると春はすぐさま訪れます。
寒桜は咲き終え、河津桜に続き寒緋桜(カンヒザクラ)も咲き始めました。
今回は華やかな花々に負けず劣らず、個性的で表情豊かな野鳥たちをご紹介します。(画像はオスのジョウビタキの後姿です)
一生懸命に花蜜を吸うのは、メジロです。
美しい黄緑色の体に目の周りを縁取るような白い輪が特徴的なメジロは、とても甘いもの好きの野鳥です。
筆のような舌を花蜜に差し込んで舌の先に含ませるようにして一生懸命摂取していました。
こちらは、オスのジョウビタキです。
まるで紋付き袴を着ているような勇ましい様子ですが、スズメよりもやや小ぶりの、とても小さな鳥です。
頭部は銀色でお腹はオレンジ、光沢のある黒色の背中を持つ鮮やかな色彩のオスに比べて、メスは全体的に灰色がかった色をしています。
縄張り意識の高さや、冬越えのためだけに日本にやってくる事から、基本的には一羽で活動しています。
そろそろ日本から飛び立っていまうのかと思うと寂しい気持ちになりますね。
戦前まで東京都内ではごく普通に見つける事ができたと言われるカワセミ。
個体数は少ないですが、運が良い日には皇居を住みかとして生息しているカワセミを観察する事ができます。
宝石のように美しく、でもよく見るとちょっぴりアンバランスな体系が愛される所以でしょうか♪
今回は皇居周辺で見かける小さな野鳥をご紹介しましたがいかがでしたか?(画像はクロマツに留まるスズメです)
まだまだ寒い日が続きますが、すぐ目の前に近づいている暖かな春の日差しが待ち遠しいですね。