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今が見ごろ!東御苑のハナショウブ

四季の風景

菖蒲田

梅雨入りしてはじめての週末、早速東京の空は雨模様となりました。暫く振りのブログ更新となってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は、この季節の散策に是非おすすめしたい、皇居東御苑の菖蒲田をご紹介します。

 

黒松

出発地点は広大な松原が続く皇居外苑。

地下鉄二重橋前駅B6出口を出て進行方向へまっすぐ進むと、雨粒をまとい青々としたクロマツの姿が見えてきます。

 

桜田巽櫓

皇居前広場向かって右手に進んでいくと、大手濠の石垣の上にそびえる『桜田辰巳櫓』の姿が。かつて江戸城には20基以上の櫓が存在しましたが、現存するのはこちらの櫓を含め3基のみとなっています。

 

大手門

・・・スタートした地下鉄二重橋前駅B6出口から徒歩15分ほどで、皇居東御苑の入り口の一つである大手門に到着しました。現存する高麗門(写真手前の小さな門)は、1657年の明暦の大火後の1659年に再建されたものです。

 

菖蒲田

お目当ての菖蒲田は大手門から歩いて約5分ほどの場所にあります。

江戸時代、ここ二の丸には小堀遠州が造り、三代将軍家光の命で改修されたと伝えられる庭園がありましたが、長い年月の間にたびたび火災で焼失し、明治以降は荒廃していました。

現在の回遊式の庭園は昭和39年(1964年)に、9代将軍徳川家重の時代に作成された庭園を基にして造られたものです。

 

ショウブ

花菖蒲は江戸時代中期に『ノハナショウブ』から改良された園芸品種で、咲き方や花の色も多様に富んでいます。

 

ショウブ

皇居東御苑の花菖蒲は、皇居東御苑の造営に際し、明治神宮の菖蒲園より株分けされたもので、現在84種が植栽されています。

回遊式の庭園なので、池の周りをのんびり歩きながらたくさんの品種をじっくり眺めることができますよ。

 

ショウブ

株ごとに名称の書かれた木札がつけられ、丁寧に育てられている二の丸庭園の花菖蒲。雨空のもとみずみずしく咲き誇る姿に癒されること間違いなしです。

皇居散策の際は、東御苑で季節の花々に親しまれてはいかがでしょうか?

※皇居東御苑は月曜日と金曜日がお休みです。詳細につきましては以下をご覧ください。

⇒皇居東御苑

 

 

 

 

 

 

 

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