皇居東御苑の梅林坂へ行ってみませんか?
特別史跡江戸城跡に指定され旧江戸城の本丸、二の丸を中心とした庭園「東御苑」。ウメの開花時期になると苑内にある「梅林坂」には多くの方が集まります。
ご紹介するのは、2020年2月12日(水)に撮影した様子ですが、日当たりの良い坂手前に植樹されているウメの木の多くが満開に近い状態で咲いていました。
春の訪れを告げるウメの花。春といっても寒い日の続く2月にその凛とした姿や香りで季節がやわらいでいるのを感じさせてくれますよね。
万葉集では梅に関する和歌が百種以上詠まれていて、その頃には白梅が、そして平安時代には紅梅がもてはやされたそうです。
現在ある梅林は昭和43年(1968)の東御苑の公開にあわせて整備されたものですが、梅林坂という名前は文明10年(1478)に太田道灌が菅原道真を祀り、数百株の梅樹を植えたことから名付けられました。
江戸城の中でも古い時代の切石が積み重なる石垣と色づく梅の花を観賞されに皇居東御苑へ散策してみてはいかがですか?
皇居散策のご休憩には楠公レストハウスをご利用ください。