皇居外苑で見られる野鳥をご紹介します♪
コートを脱いで出かけられるほど暖かい日に、苑内各所で渡り鳥をはじめとする野鳥たちを見つけたのでご紹介します。
こちらは、楠木正成の銅像の前にある休憩所「楠公レストハウス」脇で咲き始めている紅梅の幹に留まるメスのジョウビタキです。
スズメほどの大きさをしたジョウビタキは厳しい冬を乗り越えるために10月頃から日本にやってきます。
警戒心があまりないようで、のんびりひとやすみしていました。
こちらは昨年皇居東御苑で撮影したオスのジョウビタキ。胸から腹部にかけてオレンジ色で頭部がシルバーのためすぐに目に留まります。
“チッチッチッ”という鳴き声が聞こえてきたら辺りを探してみてください♪
祝田交差点から桜田門にかけて広がるお濠「凱旋濠」で気持ちよさそうに水にぷかぷかと浮かんでいるのはオスのヨシガモです。
深緑色と暗赤色の頭部がまるでナポレオンの帽子をかぶったような姿のため「ナポレオンハット」とも呼ばれるこのカモを、たくさんのカメラマンが撮影していました。
ちなみにこちらは昨年撮影したヨシガモのつがいで、画像上側がメスになります。
ほかのメスガモと同様にオスとは異なる姿、そしてそのほとんどが同じような姿をしているため見分け方がとても難しいのですが・・・〇印のついている「翼鏡(よくきょう)」と呼ばれる光沢のある羽の部分がオスと同じように深緑色をしているところが他のメスとの違いです。
そして、最後は北の丸公園のメジロです。
前回のブログでも(・・実はその前も)メジロをご紹介したため、あれ、またメジロのはなし?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、あまりに可愛い姿が撮影できたのでご紹介させていただきます。
普段は梅の木の周りを忙しなく動いているイメージの強いメジロ。毛づくろいをする様子はなかなか珍しいような気がします。
さて、皇居外苑でバードウォッチングをしてみたい、という方は、楠公レストハウス内にあるインフォメーションコーナーにて情報収集してからお出かけしてみては如何ですか?
歴史遺構や動植物の解説、とっておきスポットを紹介したマップやチラシを設置しております。
また、皇居東御苑内の自然情報などは宮内庁ホームページ内「東御苑内生き物情報」をご覧ください。
(※楠公レストハウス内のマップやチラシには当日分の限りがある事をご了承ください。)