北の丸公園内のカンザクラとシナマンサクが咲きました
今週はこの時期らしい寒い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回のブログでは、皇居の深い森とつながる森林公園「北の丸公園」内で見つけた早春の訪れをご紹介します。(画像は水たまりに映るメジロ)
北の丸公園内にある吉田茂像周辺のカンザクラが咲き始めました。
蕾が紅く花弁が淡い紅色で葉が出る前に咲く一重咲きのカンザクラは、早咲きで知られる河津桜よりも早く花をつけます。
枝先の花軸からたくさんの花柄が分かれ出て、ひとつずつ花がひらきます。
2~3か月間じっくりと咲いているため観察しやすいサクラです。
こちらは、北の丸公園の入り口のひとつ「清水門」をくぐってすぐの雁木坂(がんぎざか)をのぼった先のシナマンサクです。枯れ葉に混じり黄色い花をつけているのが分かりますか?
花のアップがこちらです。マンサクよりも大きな花を咲かせます。
付いたままの枯葉に隠れて見過ごしがちですが、マンサクと同様に花弁がリボンのように垂れ下がっています。
気象観測露場周辺の紅梅も咲き始めています。
寂しい印象の園内から花が咲き始め、朝夕は少しずつ明るくなり季節が変わっているのを感じます。
季節の移り変わりを北の丸公園で感じてみてはいかがですか?
また、北の丸公園でのご休憩にはザ・フォレスト北の丸をご利用ください。