北の丸公園で『飛ぶ宝石』を見つけてみませんか?
皇居の北側に位置する北の丸公園。公園の入り口にあたる田安門そばに佇む『武道館』では、来年のオリンピックに向け改修工事が行われています。
1964年に開催された東京オリンピックの際に柔道競技会場として建てられて以来、もっとも長い期間のお休みに入っているところです。
公園の西側に位置する大通り沿いには、毎年紅葉のシーズンに多くの方で賑わうモミジ林があります。
現在すぐそばのケヤキがうっすら色付いていますが、モミジ林は全体的に紅葉ははじまっていないようです。
北の丸公園は都心に位置しながらも約700種類の動植物が存在する自然豊かな森林公園。園内中央に広がる池周辺の芝生やベンチで水面に映る空や木々を眺めていると、都会の喧騒をすっかり忘れてしまいます。
そんな水辺のそばで時折見ることができるのが、『飛ぶ宝石』として知られる美しいカワセミです。川に居る背が美しい鳥で「川背美」や、幼鳥が巣穴の中でなく声がセミの様だから「カワセミ」など、名の由来は様々あるそう。
一羽だけかと思いきや、隣には輝くコバルトブルーの羽をこちらに向けたもう一羽の姿が!
一見雄雌の見分けがつかないカワセミですが、オスはくちばしの全体が黒く、メスはくちばしの下が赤色です。
右がメスで左がオス。陽の光に照らされてキラキラと光る姿はまさに『飛ぶ宝石』ですね。
北の丸公園を訪れた際は、是非探してみて下さい。
◎散策時の休憩はこちら♪