平成30年11月8日(木)上着がいらない程のぽかぽか陽気の中、大変ご好評いただいている「明治150年記念 日本橋・丸の内ツアー」が開催されました。延宝元年(1963)、伊勢松坂で酒造兼質屋を営む三井八郎衛門隆俊(たかとし)が日本橋本町一丁目に開業した呉服屋「越後屋」は皆さんご存じ三越百貨店となり、ここ日本橋の三越本店は『東京都選定歴史建造物』にも指定されています。

　慶長8年(1603)。初代の日本橋が架けられ、現在の橋は19代目または20代目にあたるとか。橋柱の銘板にある「日本橋」の揮毛は徳川慶喜のものです。また橋の欄干部分に取り付けられた『麒麟像』には日本の道路の起点となる日本橋から飛び立つというイメージから翼がつけられており、反対側に設置されている『獅子像』は東京市の紋章を手にしています。

 

　その後一行は江戸時代に金貨を鋳造していた金座跡である「日本銀行(重要文化財)」や、天正18年(1590)の架橋と言われ東京では最も古い橋のひとつである「常磐橋」等を巡り、丸の内方面へ。将門塚や、幕末は伝送屋敷であった「日本興業倶楽部会館」、「東京駅」など、知れば知るほど面白い、この場所ならではの歴史が詰まった散策をお楽しみ頂きました。

 

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