皇居外苑・北の丸公園で出会える小さな生き物たち
今朝、皇居外苑のお濠(日比谷濠)脇を歩いていると、黒と白のツートンカラーが目印の渡り鳥『キンクロハジロ』の姿がありました!秋から初春にかけて越冬するため毎年この季節になるとやって来る彼らは期間限定のお客さまです。
今回は皇居外苑・北の丸公園で見られる生き物たちをご紹介します。
ずんぐりとしたからだに一見不釣り合いな透明の翅(はね)をもつこちらは「オオスカシバ」。全体的に黄色っぽいことからよく蜂と間違えられています。『アベリア』と呼ばれる花のそばに行くと、細い管のような口を使って採蜜するオオスカシバの姿がよく観察できます。写真は北の丸公園の休憩施設『ザ・フォレスト北の丸』傍の生垣。
一年を通して皇居外苑・北の丸公園の芝地などで姿が見られるこちらはハクセキレイ。オスは背中が黒で、メスは写真のように灰色です。
ちょこちょこと足を高速で動かし移動している様子は、ずっと見ていると目が回ってしまうかも?
なんだか怖そうな見た目をしているこちらはクマバチ。実は性格は温厚で、オスには針さえありません。(メスにはあります)
ひたすら花を求めて飛び回り、人間には関心を示さないのんびりマイペースな蜂。
秋の深まりと共に、園内の木々は少しずつ色付きはじめています。これから色鮮やかに染まる美しい都心の紅葉を楽しみながら、小さな生き物たちの鼓動に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
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