夏休みには北の丸公園へ出かけよう!
子ども達の待ちに待った夏休みが始まりましたが、相変わらず厳しい暑さが続いていますね。自宅でゆっくりと過ごすには勿体ないですし本格的なレジャーとなると異常ともいえるこの暑さが不安だというみなさま!
国の重要文化財に指定されている田安門や清水門が入り口の都心のオアシス「北の丸公園」に遊びにきてはいかがですか?(写真は園内樹林地で見つけたニイニイゼミ)
昭和天皇の還暦を記念して1969年に一般公開された森林公園「北の丸公園」は、旧江戸城の北の丸郭として御三卿の田安家や清水家などの屋敷地が置かれた後、明治時代に入ると近衛師団の拠点となりました。園内には城郭門や石碑などが残されています。
ガイドブック片手に北の丸から江戸城の中核「皇居東御苑」まで歴史散策をしても良いのですが、今回は夏休みらしく(?)北の丸公園内で出会った生き物をご紹介します。
最寄り駅は地下鉄九段下駅で2番出口。坂沿いに見える城郭門「田安門」をくぐって園内に入りましょう。
園内は中心に池がありそれを囲うように樹林地や花木園などが位置しています。植物の蒸発散による影響からか街中よりも涼しく感じます。
芝生に座り池周辺を観察しているとトンボやアメンボがたくさん!こちらは「ウチワトンボ」です。浮遊してはすぐに止まって休む大柄なトンボで、第8節部分がうちわ状に広がっている事が何よりの特徴。簡単に撮影する事ができました。
こちらは、水面をピシャピシャと移動するアメンボです。小学生にはお馴染みの生き物ですが、実は肉食で落ちてきた昆虫を食べているそうです。また、池の水が少なくなってくると別の場所に移動するようですが・・・みなさんアメンボが飛べるだなんてご存知でしたか?
芝生広場で生き物を観察しているとゆらゆらと蝶のように舞う「チョウトンボ」を発見!
こちらは偶然見つけたチョウトンボです。金属光沢の強い青紫色で幅広い翅(ハネ)を持っています。よく見ると前ハネは細長く後ハネは幅広いですね。飛んでいる姿は時間を忘れるほどの美しさで北の丸公園内では至るところで目にすることができますので探してみてください。
自然豊かな北の丸公園内には科学技術館や建物が国の重要文化財になっている東京国立近代美術館工芸館、歴史遺構などがあり、お子様の知的好奇心を刺激するような施設がたくさん!是非夏休みの一日を北の丸公園で過ごしてみてください。
また園内の休憩所「ザ・フォレスト北の丸」ではカフェメニューを提供しています。お子様だけではなく大人の方にも満足頂けるメニューとなっておりますので是非散策時のご休憩にご利用ください。
画像は人気メニューの「東京都八丈島産フィッシュサンド」です♪