撮影日は平成30年7月17日(火)。各地と同様に皇居周辺でも35度を超える猛暑日が連日のように続いています。不要な外出を控えている方も多くいらっしゃるかと思いますので、そんな皆様へ北の丸公園東側のお濠「牛ヶ淵」に咲くハスの花をお届けします。

　国の重要文化財に指定されている北の丸公園入り口“田安門”と“清水門”の間に広がるお濠「牛ヶ淵」は江戸時代初期に飲み水を確保するために造成された淵です。現在は内堀通り沿いから眺めようにもビルが連なる為になかなか近くに寄って観察するのが難しいお濠。

　青みのあるピンク色の花を隠すように元気いっぱいの葉が生い茂るこちらの画像は、清水門の高麗門手前より北の丸公園内に位置する武道館に向かって撮影しました。

 

　こちらは、九段坂を上りながら牛ヶ淵を見下ろすように撮影。早朝に咲いて昼間には閉じてしまうのですが、どんな姿も瑞々しく神秘的なハス。見頃は朝の7時頃だそうで大体4日ほどで散ってしまいます。

 

　皇居の森と隣り合っている影響から、昔からこの地域に自生していたとされる様々な生物が生息する自然の宝庫「牛ヶ淵」と千鳥ヶ淵。また旬な姿を見つけた際にはお伝えいたしますね!

それでは最後に・・・

　九段坂沿いで懸命に鳴いていた黒地に緑色のはんてんが目印のミンミンゼミです♪