東京ミッドタウン日比谷から皇居外苑まで歩いてみよう!
かなりご無沙汰の更新になってしまった「自分歩きマップ通信」。今回は、今年の3月にオープンし注目を集めている商業施設「東京ミッドタウン日比谷」から皇居外苑まで歩いてみましょう!
出発地点は地下鉄日比谷駅直結で東京ミッドタウン日比谷地下1階の「日比谷アーケード」と呼ばれる大きな通路です。
「11出口」へ向かうエスカレーターを利用してみます。
出口右側を出ると映画館が併設されている大型商業施設「東京ミッドタウン日比谷」と向かい側にリニューアルされた日比谷シャンテが現れます。
日比谷という街を調べてみると・・・明治時代には外交政策の中心とも言われた社交場「鹿鳴館」があったり、その後は日本産業の本社が集まるオフィス街として、また劇場や映画館が数多く建てられ芸術の中心としての役割もあり・・・そういった歴史的背景からリニューアルされたはずの街並みなのにクラシックな雰囲気です♪
日比谷の新シンボル「ゴジラ像」を目の前に見て左に曲がり晴海通りを渡ります。ペニンシュラホテル手前を左に日比谷通りへ向かいましょう!
日比谷通り交差点の眺め。交差点を渡って左側が野外音楽堂や日比谷公会堂のある「日比谷公園」、そして右側が皇居外苑「日比谷濠」です。夏は日差しが強いのでお濠沿いではなくビル沿いを歩くといいかもしれませんね。
歩いているとすぐに現れるのが「第一生命館」。画像はお濠沿いから撮影しました。
第一生命館は終戦後の昭和20年に連合国軍総司令部(GHQ)庁舎として接収されました。今も「マッカーサー総司令室」は保存されていますが、現在は一般公開されていないようです。
撮影は控えましたがビル内に入ってみると絵画が数多く展示されていて、さながら美術館のよう。40歳以下の若手新人画家の登竜門である「VOCA(ヴォーカ)展」 授賞作品を常設展示していました。また年に数度、作家の個展(無料)も行っているようなので気軽に利用する事ができる穴場スポット。
となりは帝国劇場が目印の「国際ビル」。日本書画、中国、日本の陶磁器の東洋古美術を中心に展示している「出光美術館」も併設されています。
7月28日から開催される「江戸と都市華やぎ」展では重要文化財に指定されている「江戸名所図屏風」が展示されるそうで、作品を見てから東京散策するとより一層江戸への思いを馳せる事ができそうですね。
国際ビルのお隣りは2019年1月8日にグランドオープンする「東京會舘」です。ここで日比谷通りを渡ります。
交差点を渡り皇居エリアに足を踏み入れましょう!
こちらの通りは「馬場先門」と呼ばれ幕末までは桝形門がありました。江戸時代には西の丸郭への出入り口に使われたと言われています。歩き進めると皇居前広場に到着し桜田門や二重橋といった江戸時代の歴史遺構スポットです。
進行方向左側に広がる日比谷濠を眺めると歩いてきた街並みを一望する事ができます。風に吹かれてひらひらと揺れる濠沿いの「シダレヤナギ」は皇居外苑の夏の風物詩でもあるので夜の散策には濠沿いを歩いていただきたいです。
最後に・・・日比谷濠を抜け左側に広がる「楠公像」周辺の芝生広場。クロマツやケヤキ、クスノキが作る日陰を見つけ一休みする事ができます。
東京ミッドタウン日比谷から皇居前広場まではゆっくり歩いて30分。日比谷や有楽町でお買い物をした後に皇居周辺へ足を延ばしてみてはいかがですか?楠公休憩所内には皇居外苑土産を扱っていて東京や皇居土産を購入する事ができますよ♪