行幸通りのイチョウ並木(平成29年10月30日)
平成29年10月30日(月)。朝から冷たい北風が吹く皇居外苑で、美しく色付きはじめた「行幸通り」の黄葉状況をお知らせします。
東京駅「丸の内前広場」目の前にそびえ立つ、丸ビルと新丸ビルの間から皇居に向かって歩く道「行幸通り」では、毎年黄金色に輝くイチョウ並木を望む事ができます。この行幸通りの正式名称は「東京都道404号皇居前東京停車場線」で、関東大震災後の復興事業の一環で馬場先濠の一部を埋め立てて整備された道です。
こちらは、自分歩きマップでもご紹介している「行幸通りからの東京駅」の景観です。まだ深緑色の葉が多く皇居側よりも遅い黄葉の状況が見受けられます。
こちらが東京駅を背に皇居側のイチョウを撮影した様子です。幅員約70メートルの行幸通りの内側の車線は皇室行事や外国大使の信任状捧呈式の馬車列が皇室に向かう時以外は交通止めになっているので、道路の真ん中から撮影する事ができます。
皇居側のイチョウの一部は黄金色に近い状況で色付いていました。場所は行幸通り外側の和田倉噴水公園付近です。
行幸通りからはここ「皇居外苑」ならではの景観である、旧江戸城の「富士見櫓」や「巽櫓」といった歴史的遺構をお楽しみ頂くこともできます。
今年のイチョウ並木の見ごろ予想は11月中旬頃。皇居外苑や皇居東御苑へ散策の際は、東京のイチョウ並木の名所「行幸通りのイチョウ並木」を通られてみてはいかがでしょうか?