平成29年7月5日(水)早朝に、丸の内の一角にあるビルの屋上で行われている『丸の内ハニープロジェクト』に参加しました。

　このプロジェクトは、一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会が、大丸有地区の名産品を産み出し、活動を通じて地域活性化とコミュニティ形成に繋げていく目的の下はじめたものです。

 

　ミツバチは毎日、2～3kmほどの範囲まで飛んでいき、採蜜を行います。このビルの屋上で飼育されているミツバチたちは、皇居や皇居周辺の、農薬が使用されていない花の蜜や花粉を集めて帰ってきます。オフィスビルが立ち並ぶ丸の内界隈は『自然』とは程遠いイメージですが、皇居を中心とした豊かな緑があるため、採蜜を行うには適した場所なのだそうです。

 

　通常のハチミツは糖度78%程ですが、丸の内のハチミツはなんと80%以上。それ以下のものは採用しないという、高いハードルが設けられています。(写真は糖度を図る糖度計。先端に蜜を塗り付け、手元の部分を覗くと、糖度が表示される)今回は残念ながら基準を満たす度数が出なかったため、採蜜をすることはできませんでした。

 

　今回採蜜をご指導くださった「農業生産法人株式会社銀座ミツバチ」の田中淳夫さんは、国民公園協会 皇居外苑とJTB『感動魅力人』とのコラボ企画でお客様にお出ししている『銀座はちみつ』を使用したお菓子を通しお世話になっている間柄。(写真左:田中さん　右:国民公園協会 皇居外苑 安部支配人)

　今後も皇居外苑では、都市の豊かな自然から採蜜されたハチミツを使用したお菓子などの展開を視野に入れながら、ますますの盛り上がりを見せている『丸の内ハニープロジェクト』を応援していきたいと思います!