北の丸公園のソメイヨシノと春の花々
昨日東京の標本木、靖国神社の桜が8輪花開き、東京都の桜開花宣言が発表されました。道路を挟んだ向かい側に位置するここ北の丸公園でも、至る場所でソメイヨシノが咲き始めています。
現在はぽつりぽつりと枝先に咲いている程度ですが、これから1週間から10日ほどで満開を迎える予定です。
田安門側のソメイヨシノ。門にしだれる様はなんとも風情があります。
田安門向かって右手に位置する千鳥ヶ淵のソメイヨシノの現在の様子です。遠目からでも、ちらほらと開花しているのが分かるようになりました。
北の丸公園では、ソメイヨシノ以外にも園内の春を彩る多くの花々が続々と開花ラッシュを迎えています。
公園東側に位置する花木園では、スイセンの花が見頃。純白と黄色の2色をご覧頂けます。思わず深呼吸したくなるような、良い香りを漂わせていました。
北の丸公園管理事務所の向かい側に植栽されているアカバナミツマタも見頃です。ミツマタは紙の原料としても知られています。
アカバナミツマタのアップ。いくつもの花が集まり、半円球で咲きます。
園内中央に位置する樹林地では、スミレ色のムラサキハナナが満開です。
紫色の4弁花で、東アジアから渡来しました。
公園管理事務所西側に植栽されているユキヤナギは、まるで花の噴水のよう。来園されるお客様の視線を集めています。
東京の中心にあるとは思えないほど緑豊かな北の丸公園では、700種以上の植物、60種近くの野鳥のほか、多様な生物が確認されています。
ソメイヨシノをはじめとし、これから一年で最も華やかな季節を迎える北の丸公園。皇居を訪れた際は、是非春爛漫、緑いっぱいの都会のオアシスに足をお運び下さい。
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