皇居外苑の最新紅葉情報をお届けします
昨日の雨模様から一変、本日は雲ひとつ無い青空が広がりました。写真は皇居外苑楠公レストハウス横のモミジとカエデの紅葉です。紅と黄のコントラストが色鮮やかで、毎年この時期には多くのお客様がこちらの2本を写真に収めていかれます。
本日は皇居の外周をぐるりと一周し、皇居外苑の最新紅葉情報をお届けします。
まずはこちら、皇居外苑楠公駐車場から撮影した桜田門。重厚感のある門(渡櫓門)に色を添えるケヤキの紅葉がご覧いただけます。
(先月11月3日に開催された「旧江戸城外桜田門閉門ガイドツアー」記事はこちら)
和田倉濠では、日比谷通り両脇に植栽されているイチョウの紅葉が水面に映り込み、美しい景観をつくり出しています。少しずつ葉が落ち始めていますので、ご覧になる方はお早めに。
お濠の白鳥も黄葉を楽しんでいるでしょうか?
行幸通りの両脇では、安山岩造りで銅板葺き屋根の雰囲気ある四阿(あずまや)とイチョウの黄葉をお楽しみいただけます。
こちらは行幸通りを東京駅側から皇居に向かって撮影した一枚。黄色い絨毯が広がり始めている場所もありました。
お濠では渡り鳥のキンクロハジロが日向ぼっこ中。頭の後ろに跳ねた寝癖の様な羽がチャームポイントです。
大手濠と気象庁前交差点に面した「大手濠緑地」の震災イチョウは、だいぶ葉を落としていました。
大手濠緑地からは皇居東御苑へと続く平川橋がよく見えます。内掘通り沿いに植栽されている木々の紅葉と江戸時代を残す太鼓型の橋との共演をお楽しみください。
平川橋からゆっくり北の方角へ歩いて約15分、北の丸公園中央に位置する中之池の現在の様子。美しく色付いていたケヤキは、すっかり葉を落としていました。
こちらは北の丸公園の西大通りから撮影しました。モミジ林は見事に紅葉し、今がまさに見頃。
週末はお天気も良さそうなので、隠れ紅葉スポットである北の丸公園のモミジ林で、とっておきの一枚を撮影されてはいかがでしょう?
北の丸公園を出て、反時計回りに皇居の外周を回り、半蔵門付近に到着しました。半蔵門は皇居の門の中で最も高台にあるため、広大な桜田濠を一望できるおすすめの場所。歩道に並ぶユリノキの紅葉はまだ少しお楽しみいただけそうです。
週末は是非、自然豊かな皇居外苑で紅葉狩りやバードウォッチングをお楽しみください!