二の丸庭園でサルスベリが咲き始めました
皇居東御苑の二の丸庭園は、江戸時代には将軍の別邸や世継ぎの御殿があった場所です。こちらの庭園は昭和43年皇居東御苑の開園にあたり、九代将軍家重時代の庭園絵図を元に復元されました。
現在二の丸庭園では、以前ご紹介したハナショウブの時期が終わり、本格的な夏の訪れを前にピンク色のサルスベリが咲き始めています。
「百日紅」の漢字からもわかるように、サルスベリは花期が長く、7月から9月頃まで見られます。原産国である中国から日本に渡来したのは江戸時代。当時の人々もこの花を見て、季節の移り変わりを感じていたのでしょうか?
皇居外苑「楠公レストハウス」では、循環型社会であった江戸時代をお手本に、当時の料理書を参考にして再現したメニューをお客様に提供しています。
今なお色あせない江戸の美味しい食文化も是非お楽しみください。