少し早い春の訪れ
1月も早一週間が過ぎました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?日中は穏やかな冬晴が多い一方で、朝晩は冷え切った空気が頬を刺し、一段と寒さが厳しくなってきました。体調を崩されないようお気を付け下さい。
北の丸公園では、一足早い春の知らせ。ソシンロウバイがひっそりと花開きました。繊細な花びらが美しく、上品で良い香りが漂ってきます。花の少ないこの時期に嬉しい開花です。
園内中央地区に位置する梅林(うめばやし)では、白梅の樹に小さく可愛らしい蕾がついていました。
花木園では早咲きのカワヅザクラの花芽が徐々に大きくなってきていました。まだ少し先の、暖かい春が待ち遠しくなりますね。
カワヅザクラのすぐ側にはニホンズイセンが咲いています。凛とした立ち姿と、爽やかな香りをお楽しみ下さい。
田安門から望む千鳥が淵に、ハシビロガモの大群がやって来ていました。ハシビロガモはユーラシア大陸とアメリカ大陸の中緯度に分布し、日本に冬鳥として渡来します。遥か遠い国からやって来て、休むことなくぐるぐると円を描きながらエサとなるプランクトンを探して食べるハシビロガモ。渡り鳥の体力には驚くばかりです。