きせつのたより展
閑院宮邸跡レクチャーホールにて「きせつのたより展」を開催しています。
きせつのたよりは、近隣の幼稚園、保育園の子どもたちに京都御苑の自然に親しめるよう昭和59年から発送を始め30年がたちました。
京都市中心部にあり、緑に包まれた京都御苑は、魅力的な植物や野鳥・昆虫などのいきものに出会える自然の 宝庫です。 きせつのたよりは、春の桜、夏の百日紅、秋に飛び交うトンボ、真っ赤に彩る紅葉など四季折々の自然を題材に色えんぴつや絵の具などで描いています。
春夏秋冬と季節によって、様々な姿を見せる京都御苑の自然の様子を楽しんで見ていただけたらと、趣向を凝らして作成しています。
2月の最新号も展示しています。白と紅色の花が咲く「おもいのまま」という梅の木で、花びらが重なり、ふんわりとした感じをだそうと水彩絵具で描きました。
おもいのままが咲く梅林は200本ほど植栽されており、ちらほらと数本咲き始めています。咲き揃う時期はもう少し先になりそうですが、「おもいのまま」をぜひ見つけてみて下さい。
今回の展示では360号を超える中から原画をまじえて紹介しています。京都御苑へお越しの際は閑院宮邸跡、レクチャーホールへもお立ち寄り下さい。