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福羽逸人回顧録
明治39年(1906)に明治天皇ご臨席のもと開苑式が行われた本格的な近代西洋式庭園は、まさにわが国の新しい時代の幕開けを象徴するものでありました。その日本初の皇室園地である新宿御苑の造成計画を担うという大きな役割を果たしたのが宮廷園芸技師で農学博士の福羽逸人(ふくばはやと)です。
近代園芸の祖としても高い功績を残した福羽ではありますが、自身について記した文献はこの『回顧録』のみといってもいいかもしれません。
花を愛する青年が、江戸から明治という時代の大きな転換期の中で見た日本の未来とはどんなものだったのか。新宿御苑を築き上げたあくなき探究心の原動力はどこにあるのか。現代においてもなお、福羽の言葉は生き生きとそして力強く、私たちに生きる意味を問いかけ、そして勇気を与えてくれます。
【著者:福羽逸人 発行:国民公園協会新宿御苑 (新宿御苑開園100周年記念出版)】
新宿御苑 新サクラウォッチング(日本語版・英語版)
新宿御苑の春といえばサクラ。1月下旬の寒桜から4月下旬の八重桜まで、園内で楽しめる50品種について、種類や特徴、歴史など、桜の魅力をわかりやすく解説しています。
手軽なハンディガイドブックとしてもおすすめです。
【著者:勝木俊雄(森林総合研究所) 発行:書苑新社】
新宿御苑の四季 撮影・散策ガイド
新宿御苑を知り尽くしたプロカメラマンが教える、御苑の撮影と散策ガイドです。
春夏秋冬の四季別に解説したみどころや、温室の植物の魅力、花の開花カレンダー、是非見たい植物一覧、撮影スポットマップなどを盛り込んだ、新宿御苑の美しい自然を楽しむためのガイドです。
【著者:木村正博 発行:日本カメラ社】
新宿御苑~誕生までの三二〇年とその後
2019年は皇室の禁苑から国民公園として開苑70周年。その節目の年にあわせて、新宿御苑管理事務所元所長が綴った意欲作です。
新宿御苑のルーツは江戸時代に遡りますが、発祥の家康の時代から、内藤新宿と呼ばれた時代、植物園、ゴルフ場などのさまざまな顔を経て、明治、大正、昭和の荒波を乗り越えて今日に至ります。
今まで埋もれていた歴史的事実など、知られざる御苑の「横顔」を丹念に掘り起こし、様々なエピソードをご紹介します。
【著者:上野攻 発行:文芸社】
※新宿御苑での書籍の販売は終了しております。22世紀アート(03-5941-9774)で電子書籍(Kindle版)を販売しています。詳しくは22世紀アートホームページをご覧ください。