京都ゆかりのキクタニギク(菊渓菊)の特別展示についてお知らせ(展示期間の延長について)
かつて京都・東山を流れ下る菊渓に自生し江戸時代には本居宣長が詠んだ歌にも登場したキクタニギクを以下の日程にて
閑院宮邸跡にて特別展示します。
キクタニギクの本来の自生地の大半が失われていることからKESエコロジカルネットワークが中心となって自生地の再生
に向けて様々な取り組みを行っております。
この機会に多くの方に京都ゆかりのキクタニギク(菊渓菊)をご覧いただきたくお知らせいたします。
◆展示期間 2020年11月21日(土)〜*12月8日(火) 期間を延長し展示いたします
◆展示場所 閑院宮邸跡玄関付近
*キクタニギク
・環境省レッドリスト(2014)準絶滅危惧種指定(NT)
・京都府レッドデータブック(2015)絶滅危惧種
・学名 Chrysanthemum seticuspe
・草丈 60センチ〜90センチ程度、大きなものは1.5メートルになる。茎は盛んに分枝する。
・葉質は薄く、長卵形で深く5裂し、互生する。ふちに鋸(きょ)歯、両面に細毛があり明るい色。若い葉にはさわやかな芳香。
・10月下旬〜11月頃(関西地区)、栽培ギクに似た1.5センチ前後の多数の黄色の頭花をつける。
主催 (公財)京都市都市緑化協会 (一財)国民公園協会京都御苑
協力 KESエコロジカルネットワーク