京都御苑子ども「きのこ」教室
11月17日(日)、穏やかな晴天のもと京都御苑子ども「きのこ」教室が開催されました。
3歳から9歳までの子どもたちとご家族の参加で、御苑をきのこ探しで約2時間歩きました。
早速、枝切れに発生したきのこを発見
ツルタケを落葉の中から掘り出すところ
熱心に虫眼鏡で観察しているのは、ヒトヨタケの仲間でホウライタケの一種です。
このホウライタケは、カサの直径が2~3mmくらいで淡い水色をした美しいきのこでした。松の樹皮についた苔の間からの発見は、参加のお子さまのお手柄です。
ジュウガツザクラが咲く根元付近には、ホコリタケの仲間が出ていました。
ホコリタケは、太くて短い柄と球状のカサが特徴で、カサの中央部には、穴があいています。
カサの部分を押すと胞子が飛び出しで、まるでホコリがたつように見えてあちこちから歓声がわきました。
マツボックリを土に戻す役割を果たすマツカサキノコモドキやニセマツカサシメジも見つけることができました。
当日は、ヤナギマツタケ、ムラサキシメジ、カワウソタケ、アラゲキクラゲ、マツオオジ、サルノコシカケの仲間なども見つかり「いろんな種類のきのこが見れてよかった!」と子ども達からの感想が寄せられました。