夏のトンボ池一般公開
8月2日(金)~4日(日)の午前中、京都御苑のビオトープ【トンボ池】で一般公開が行われました。
連日暑さが続く中、夏休みの子どもたちの来場が多くありました。
池沿いに水際を間近に歩くと池の表面に大きなアメンボを発見したり、腹部の節が目盛のように見えるモノサシトンボを見つけることができました。
今年は、トンボ池の周りのハンゲショウなどが少ないせいか、期待の大きなモリアオガエルが見当たりませんが、小さな個体が林地の朽木の周辺で多数見られました。
また、子ども向けのワークショップで「ひらひらチョウチョ」を作成しました。アゲハチョウの型紙を色付けし、はさみで切った後、細い竹ひごにとめて仕上げます。色付けは難しい作業ではないので、小さなお子様から参加でき楽しい催しになりました。
小学校高学年になると、図鑑を参考にした本格的なチョウチョの色合いを再現したり、カラフルな色付けを工夫したり思い思いの作品が出来上がりました。
林地では、球状の頭部の穴から胞子を出すホコリタケを見つけた小学生もいました。
小さな池と雑木林のエリアは、多くの生きものの住み処になっていました。
クロアゲハチョウ
スズメバチの標本を見る参加者
産卵するヤブヤンマ
トンボ池では、スタンプラリーを開催しましたが、母と子の森文庫と閑院宮邸跡収納展示館の京都御苑ネイチャーランド~自然はともだち~展で8月31日までスタンプを押印できます。スタンプ2個集めるとかわいい絵葉書を贈呈いたします。是非お越しください。