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紅葉だより

京都御苑の見どころ

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 11月も下旬になって、日に日に冷え込みが増してきました。それに伴いモミジが色づくペースにアクセルがかかってきたようです。場所により状況は異なりますが、平均すれば8割程の色づきでしょうか。
 現在のお勧めは、出水口からまっすぐ東に入り仙洞御所表門に突き当たる手前、苑路を挟み南北に向かい合うようにあるモミジです。(凝華洞跡南東付近)
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 南側のモミジは近づいて見ると、黄味がかった明るい紅色に色づいています。
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 一方北側は若く青い部分も若干残しつつ、紅葉部分は落ち着いた濃い紅色です。モミジによって色あいに個性を感じます。来苑の皆さんも南と北を行き来しては、雰囲気の異なる紅葉写真を撮っておられました。
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 黄葉では、凝華洞跡のオオイチョウが見ごろを迎えています。上記のモミジから比較的近い(北西位置)ので、合わせてご覧下さい。
 前回ご紹介した一條邸跡のオオイチョウは若干葉が落ち、うっすらと落葉のじゅうたんができていますが見ごろです。学習院発祥の地(京都御所建春門東「桜松」の東)のイチョウも見事に色づきお勧めです。20181124I 50.JPG
 閑院宮邸跡庭のモミジも上部から紅い部分が増えてきました。この時季となると毎日色づき具合が変わり、それぞれが一期一会の景色です。床に映るモミジをご覧になりたい方は、こまめに足を運ばれる事をお勧めします。日々の変化を感じつつ、好みの色、見ごろを逃さずお楽しみください。


 

 

 

   

 

 

 

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