閑院宮邸跡庭
閑院宮邸跡庭南西にあるエノキの大木に絡むツタの葉が赤く染まって来ました。秋色に染まっていく木々を見ると、日増しに秋の深まりを感じます。
東門を入った左側にあるモッコクの木は野鳥に大人気です。コゲラ、メジロ、スズメ、シジュウカラが次々と訪れとても賑やかです。赤く熟した実が弾け、鮮やかな赤い種が顔を出しています。
お客様で庭にモッコクを植えているが、こんな実は見たことが無いとおっしゃった方がいらっしゃいました。モッコクは両性花をつけるものと、雄花をつけるものとがあり、雄花は実を付けませんので驚かれたかもしれないです。
実を食べに飛び交う野鳥の姿をぜひ観察してみて下さい。