春の自然教室
4月19日に開催した京都御苑春の自然教室では、春に見られる草花やキノコ、昆虫や鳥などを講師の話を聞きながら観察をしました。あいにくの小雨が降る天候ではありましたが、56名の方に参加いただきました。
集合場所の閑院宮邸跡を出発し、野鳥はクスノキの巨木のウロを出入りするムクドリ、気持ちよさそうにさえずるシジュウカラの声など、キノコは雨のおかげでぷっくりとふくらんだキクラゲやツバキキンカクチャワンタケ、立派なアミガサタケも観察することができました。
植物はカンサイタンポポやオオイヌノフグリ、カラスノエンドウなど足元に咲く草花。鮮やかな黄色いタンポポの花が残念なことに雨で閉じてしまっていましたが、どうして晴れの日に開き、雨の日に閉じているかの解説をして下さり、雨の日ならではの観察が楽しめました。
ミツバチが出入りするエノキの巨木を前に、昆虫の写真を交えた解説。
「京都御苑自然教室」は春夏秋冬、一年に4回開催しています。詳細は京都御苑ニュース、苑内ポスター、ホームページ等で随時お知らせしています。初めての方もどうぞお気軽に参加下さい。