長らく使用できなかった地下鉄千代田線「二重橋前駅B5出口」が三代目となる東京商工会議所(東京會舘)の完成とともに利用できるようになりましたので、今回の自分・自然歩きマップ通信では建設されたばかりの商業施設名「二重橋スクエア」から皇居外苑へ歩きます。とっても簡単な道のりです!(馬場先通りから右が東京商工会議所、左が明治生命館を撮影)
出発地点は地下鉄千代田線「二重橋前駅 皇居・二重橋方面改札」を利用します。目の前の改札を出てまっすぐ進みましょう。
通常、皇居外苑へ向かう際にはB6出口を利用しますが今回は手前に位置する「B5出口」へ左折します。
自動ドアの先はエスカレーターとエレベーターが設置されています。
ランチ時のB1階では美味しそうな匂いがしますが、今回はこのフロアには立ち寄らず、さらに上へと続くエスカレーターを使って1階へ進みます。
自動ドア北側はオフィスビル「二重橋ビル」と商業施設「二重橋スクエア」のエントランス、南側には東京商工会議所と東京會舘へ繋がるスペースになっています。ちなみに東京會舘は平成31年1月8日オープンだそう。
皇居外苑方面へは南側へ進みますが・・・
こちらは、ブランドショップの路面店が立ち並び大手町方面から続く「丸の内仲通り」からの二重橋スクエアの様子です。丸の内仲通りでは今年もシャンパンゴールドのイルミネーションが点灯しています。
目線を戻し、南側の東京商工会議所エントランスへ。
現在、東京商工会議所のエントランスでは期間限定「受け継がれる渋沢栄一の精神」展示が行われていました。
渋沢栄一の銅像は、大手町周辺の「常盤橋」脇など様々な場所にありますが、こちらのエントランスにも新しく設置されていました。他の銅像に比べるとお若い時のように感じていると40歳頃の東京商工会議所設立当時のお姿だそうです。
今年で設立140年を迎える東京商工会議所の歴史や“日本資本主義の父”とも呼ばれる渋沢さんの生涯、そして歌川国輝などが描いた明治期の東京の浮世絵などがパネル展示されており、見ごたえがあります。展示は来年の3月までとのこと。
エントランスを進みカフェとコンビニエンスストアの間を通り外へ出ると目の前が日比谷通りです。
右手にある交差点を渡り馬場先通りを進んだ先にあるのが皇居前広場から望む二重橋と伏見櫓です。
皇居前広場内からは二重橋以外にも、徳川将軍が富士山や両国の花火を眺めることもあったとされる「富士見櫓」など多くの遺構を望む事ができ、全国各地からたくさんの方が訪れる場所です。
今回ご紹介した二重橋スクエアや東京ミッドタウン日比谷など皇居外苑周辺では多くの商業施設がオープンしていますので、様々な施設と共に皇居外苑散策をされてみてはいかがですか?
また、皇居外苑オリジナル商品を販売している休憩所「楠公レストハウス」は馬場先通り沿いにありますので、お気軽にお立ち寄りください。
宜しければ売店商品もご覧ください♪
2018年12月10日 15:13