2018年8月アーカイブ

拾翠亭 2018年8月11日 09:15

拾翠亭と百日紅 

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京都御苑の夏の風物詩、サルスベリの花が咲きだしました。
百日紅はその名のとおり長い間花を咲かせ、また樹皮がスベスベしていることから、猿滑とも書かれます。京都御苑ではあざやかな紅色の花が多く見られ、フリルのような花びらが枝先にまとまって咲く姿は、花の少ない真夏に大変華やかです。
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拾翠亭の百日紅は、九條池に背景にして広縁や2階の欄干越しに見るポイントがお勧めです。また、満開の頃、高倉橋から拾翠亭を見るポイントは定番です。
拾翠亭は、藤原鎌足を遠祖とした藤原北家の流れをくむ九條家の別邸です。お茶会や歌会などに使用され、九條池では舟遊びなどが行われたようです。広間と小間の二つの茶室があり三畳中板の席の床柱は興味深いことに百日紅の曲げ木が使用されています。
連日猛暑日の続く京都御苑ですが、拾翠亭で真夏のひとときを過ごしてみませんか。
毎週木曜日から土曜日9:30~15:30に公開しています。
御苑内は木陰が多いので比較的涼しいですが、暑さ避けを兼ねて、西側にある閑院宮邸跡収納展示館へもおこしください。11:00と15:00に、歴史や自然についてミニガイドを行っています。
8月16日(木)は、五山の送り火が行われます。京都御苑では、町明かりが気にならず大文字の鑑賞が出来ます。ちょうど拾翠亭の公開日(9:30~15:30)になりますので、ぜひお立ち寄りください。

 

イベント・セミナー 2018年8月10日 11:36

夏のトンボ池一般公開

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 8月3日(金)~5日(日)、夏のトンボ池一般公開が行われました。期間中の京都市の予想最高気温は38℃以上と相変わらずの猛暑でしたが、四方を樹木に囲まれたトンボ池周辺は街中より涼しく感じられました。
 5月に行われた新緑のトンボ池一般公開からのリピーターや、夏休み中の子ども達の参加で賑わった3日間でした。
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 多くの生きものを観察していただけるよう、トンボ池ではスタッフが生きものの居場所をある程度事前に調査していますが、来場者が珍しい生きものを発見される事もあります。公開初日には、お子さまが大きなテントウムシを受付テントに持ち込まれました。
 調べると、「ハラグロオオテントウ」と判明。体長は1円玉の半分位でしょうか。ナミテントウの2倍近くあるかもしれません。
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 そして名前の通り、腹側は黒色でした。それにしても「腹黒」とは、少しかわいそうな名前ですね。トンボ池では初観察の種として記録されました。
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 2日目も大物が現れました。体長11㎝はあろうかというどっしりとしたメスのモリアオガエルです。トンボ池に出現する成体は6~8㎝程の個体が多く、一目でその特大ぶりを実感できました。また、黒い斑紋が身体の広い範囲に入っています。トンボ池ではほぼ無地に近い個体が多いこともあって、「こんなに大きく、柄の入ったモリアオガエルは珍しいですね。」と多くの方の注目を浴びていました。
 残念ながら3日目はどこかに移動してしまいましたが、トンボ池の観察史上、1,2位を争う大きさであったことは間違いなさそうです。
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 その他、オタマジャクシの尾の名残のある、子ガエルはあちらこちらに。
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 水生生物展示コーナーでは、ヤゴや魚類、オタマジャクシなど様々な生きものを展示。写真はカワニナ(左)とモリアオガエル、ツチガエルのオタマジャクシが同じエサを仲良くシェアしているところ。お子さまが夢中で観察していました。
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 林地では葉に擬態した大きな昆虫を発見。キリギリス?クツワムシ?来場者、スタッフ共々調べた所、サトクダマキモドキとわかりました。バッタの仲間の同定は難しいです。
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 夏休みの自由研究?熱心に2人の講師に質問する姿も。素晴らしい研究成果が期待できそうですね。
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 次回公開は来年度、新緑の時期を予定しています。詳細は決定次第お知らせ致します。

   




 


 


 

 

 

 


 

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