本日10月1日(火)より、レストランゆりのきが併設されたエコハウス展示室で新宿御苑ゆかりの内藤とうがらし2019年・秋「内藤とうがらし文化・活動展」が始まりました。

新宿ゆかりの江戸東京野菜である内藤とうがらしをテーマに、歴史や魅力、新宿地域の小学校や中学校、高校、大学などの学習活動や栽培研究の取り組みをパネルでご紹介しています。

内藤とうがらしは、新宿御苑が徳川家康の家臣・内藤氏の下屋敷であった江戸時代より栽培され、やがて新宿一帯へと広まっていった伝統野菜です。秋の実りの季節には、新宿から大久保、早稲田から高田馬場にかけて一帯の地が、真っ赤なじゅうたんを敷いたような風景になったそうです。

江戸の都市化にともない、いったんは栽培が途絶えてしまいましたが、2008年に発足した内藤とうがらしプロジェクトにより、本格的な復活の取り組みが始まりました。新宿御苑の園内にも三角花壇の中央や中央休憩所のプランターなどに植栽されています。

新宿御苑では日ごろよりレストランゆりのき、カフェはなのきにおいて、内藤とうがらしをはじめ江戸東京野菜や御苑ゆかりの食材を使ったオリジナルメニューやスイーツの提供を行っております。また、園内各所の売店で内藤とうがらしのスイーツなどをご紹介しています。
新宿御苑にご来園の際は、ぜひ「内藤とうがらし」にふれてみてはいかがでしょうか。
■新宿御苑ゆかりの内藤とうがらし2019年・秋 「内藤とうがらし文化活動展示」■
【日時】2019年10月1日(火)~14日(月祝)
9:00~16:15(閉門は16:30)
【会場】レストランゆりのき(エコハウス)展示室

2019年10月 1日 12:35