新宿御苑の前身は宮内庁管轄の「新宿植物御苑」で、明治39年(1906)には日本初の皇室庭園である「新宿御苑」が誕生しました。
戦後の昭和22年(1947)12月、新宿御苑は皇居外苑、京都御苑とともに国民公園として運営される旨が閣議により決定し、今日からちょうど70年前の昭和24年(1949)5月21日に「国民公園新宿御苑」として一般公開された歴史があります。

エコハウス展示室(レストランゆりのき内)では国民公園開園70周年記念展「国民公園新宿御苑としての歩み」を5月16日より開催しております。

国民公園には皇居外苑、新宿御苑、京都御苑があります。現在は環境省所管の管理のもと、それぞれの特性を踏まえ、歴史的雰囲気、美観、静穏を保持しながら庭園としての維持管理を行っています。

本展示では、新宿御苑のルーツや人気の大温室の軌跡など、国民公園として発展してきた新宿御苑の歴史を史料や当時の写真とともにご紹介しています。

館内には昭和24年から昭和64年までの新聞の切り抜きも展示しており、新宿御苑の歴史と共に当時を振り返ることができます。
日ごとに緑が濃くなる園内、歴史に触れてからの散策も一味違ったものになりそうですね。
■国民公園開園70周年記念展「国民公園新宿御苑としての歩み」
【日時】2019年5月16日~7月頃
9:00~17:30(閉門は18:00)
【会場】レストランゆりのき(エコハウス)展示室
【内容】国民公園として開園して2019年で70年目の節目を迎えます。本展においては国民公園として発展を遂げた新宿御苑の歴史を各種史料から紹介します。
2019年5月21日 13:40