今朝は氷点下にならなかったので暖かい日になるかと期待しましたが、空は厚い雲に覆われ、今日も寒さの厳しい一日になりました。
日本庭園ではカンザクラがみごろを迎え、お客様の人気を集めています。
カンザクラは春のサクラのトップバッターなので、楽しみに待っていらっしゃるお客様も多いと思います。翔天亭近くには3本のカンザクラが並んでいますが、そのうちの2本がみごろになり日本庭園の入り口を飾っています。特に真ん中のカンザクラは、腰の高さまで枝が伸びているので、記念撮影にはぴったりです。
翔天亭に一番近いカンザクラはつぼみを膨らませて出番待ちのようです。
カンヒザクラとヤマザクラ、あるいはオオシマザクラの種間雑種は、すべてカンザクラとしてまとめられています。開花時期の違いは、日当たりの他にそんな理由があるのかもしれません。実はオオカンザクラやカワヅザクラもカンザクラの仲間になります。
景色の中でポッと明かりを灯したような桜を撮影したい方には、旧御涼亭がお勧めです。窓枠で切り取られる日本庭園は四季折々美しいですが、カンザクラの頃が格別です。
日本庭園の中には、翔天亭近く以外にもカンザクラの植栽があります。
【楽羽亭近く】
【上の池の水路近く】
4月の下旬まで次々と園内を彩る新宿御苑の桜をお楽しみください。
2018年2月21日 14:30