2月に入ってから青空の広がる晴天の日が続き、園内各所で春の足音が聞こえはじめています。
その一つが、中の池の中央に掛けられた橋を千駄ヶ谷方向に向かって渡った園路そばのマンサクが咲きはじめました。
「これは、咲き終わってしまったんですか?」とお客様。
もこもこと暖かそうなフェルト生地のような冬芽から、くしゅくしゅと丸まった花びらが出ています。咲き進むにつれて、次第に花びらをピンッと伸ばしてみごろをむかえます。
マンサクは本州から四国、九州の山地や乾いた斜面、尾根の林などに自生している日本固有種です。例年ですと2月下旬から3月中旬にみごろをむかえます。
春の便りが芽吹く園内散策はいかがでしょうか?
2018年2月17日 11:48