八重桜がまだまだお楽しみいただける新宿御苑では、最近多くのお客さまから「ハンカチノキのみごろはいつですか?」と問い合わせを頂いています。
毎年、みごろを心待ちにしている方も多く、御苑に咲く四季折々の花の中で特に人気の高いハンカチノキがみごろをむかえています。
ハンカチノキが植栽されているのは、新宿門から入られて外周園路を母と子の森へ進んだ芝生地に3本植栽されています。
「去年は、終わりごろに来てしまってハンカチが揺れる姿が見れなかったけど、今年は綺麗な姿を見れて嬉しいわ。」と笑顔をこぼすお客様。
木を白く染めるほどハンカチがぶら下り、遠くからでも目立ちます。天気の良い日に青空をバックに、風にひらひらと揺れる姿は、大海原を風を受けて進む帆掛け船の「帆」のようにも見えますね。
このハンカチの様に見える部分は、何か皆さまご存知ですか?
正解は、純白の花びらのようにも見えますが花は中央にある丸い部分で、白い部分は葉っぱが変化した「苞」になります。
今年は低い枝にもたくさんの花を咲かせていて、見上げるとすぐ近くでご覧いただけます。
これから暖かい天気の良い日が続くようなので、25日ごろまでお楽しみいただけそうです。
2017年4月22日 12:40