昨日の寒さとは一転、今日は朝から晴れ、気持ちの良い行楽日和の一日となりました。春色に染まりはじめた園内、芝生広場ではコヒガンがみごろをむかえています。
春分・秋分の日を挟んだ前後各3日を合わせた7日間を彼岸と呼びます。このうち春の彼岸の頃に咲くコヒガンは、「彼岸桜」とも呼ばれています。
花を近くで楽しめることで人気で、木いっぱいに花をつけ、まるで花のカーテンのようです。江戸時代から栽培されていて、あまり大きく育たず花つきが良いので、庭木としてよく用いられてきました。
マメザクラとエドヒガンの雑種と考えられており、その母種の一つエドヒガンは園内に植栽されています。こちらはまだ2分咲きで、みごろは今週末以降ぐらいになりそうです。春本番を迎える新宿御苑をお楽しみください。
2017年3月28日 12:11