10月10日(土)から10月12日(月祝)の期間、新宿門横インフォメーションセンター前広場で「江戸東京野菜市場」を開催します。新宿ゆかりの江戸東京野菜である内藤とうがらしをはじめ、いまが旬の江戸東京野菜と東京産野菜をご紹介します。
内藤とうがらしはマイルドな辛みとうま味が特徴のとうがらしです。新宿御苑が内藤家の屋敷地だった江戸時代に、敷地内の菜園で栽培がはじまりました。おそばブームとともに薬味として大変な人気となり、やがて周辺の農地にも栽培が広まってゆきました。秋のみのりの季節には、新宿から大久保にかけて真っ赤なじゅうたんを敷いたような光景が見られたほどだったといわれています。
今回10月10日から12日の3日間限定で、内藤とうがらしの苗が登場しました。内藤とうがらしは、実が上を向いてみのる八房という品種で、緑の葉っぱと鮮やかな実が目をひきます。緑から黄色、オレンジ、赤色へと熟す実の彩りも美しく、料理に使うのはもちろんのこと、観賞用にもお楽しみいただけます。
内藤とうがらしコーナーでは、内藤とうがらしの風味をいかした特製七味や一味のほか、バニラアイスクリーム専用のスパイス、ゆずこしょう、唐辛子ココア、のり佃煮、ピリ辛こんにゃく、お味噌のさざれ石などの加工品をご紹介しています。
また、内藤とうがらしの歴史を可愛らしいイラストで紹介する絵本「すずめととうがらし」は今回初登場となります。内藤とうがらしをデザインした絵はがきや手ぬぐい、ペーパーナイフなどのオリジナルグッズも並びます。
江戸東京野菜では寺島なす、早稲田みょうが、八王子しょうが、滝野川ごぼうと旬のラインナップ。このほか、東京産の烏骨鶏の卵や薬草茶、手作りジャムなどを取りそろえています。
※生鮮野菜は日によって変更となる場合がございます。また数量限定のため完売になる場合がございます。
新宿ゆかりの江戸東京野菜・内藤とうがらしに会いに来てみませんか。
みなさまのご来園を心よりお待ちしております。
■江戸東京野菜市場■
伝統の江戸東京野菜や季節の東京産生野菜をご紹介します。
【開催日】10月10日(土)~10月12日(月祝)※雨天中止
【時間】9:00~16:30
・生鮮野菜、加工食品の販売
会場/新宿門横インフォメーションセンター前広場(無料区域)
時間/9:00~16:00※雨天中止
>>江戸東京野菜市場チラシはこちら(PDF)
・オリジナルメニュー販売
会場/レストランゆりのき、カフェはなのき
時間/9:00~16:00(ラストオーダー)
定休日/新宿御苑休園日
【お問い合わせ先】
国民公園協会新宿御苑(TEL03-3341-1461)
2015年10月10日 15:10