３月も下旬に入り、連日ぽかぽかと暖かい春らしい気候の日が続いていましたが、本日は冷たい風が吹き抜け冬が戻って来たかのような冷え込みの日となっています。開園間もない時間は、気温が約１０℃までしか上がらないものの、みごろをむかえた桜を楽しむために、多くのお客様がご来園しています。
丸花壇近くや新宿門近くで、ヨウコウがみごろをむかえています。
青空に映える華やかな紅色の花は目を惹くようで、木のそばにはたくさんのお客様が集まりにぎわっています。こちらは丸花壇近くに植栽されているヨウコウです。シートを広げてお花見を楽しまれる方やキャンバスに桜の風景を写生する方など、みなさまゆったりと過ごされています。
（丸花壇）
新宿門近くでは、みごろをむかえたハチジョウキブシの黄緑色、澄んだ青色、ヨウコウのピンク色の共演も素敵です！
ヨウコウ（陽光）は、愛媛県の桜栽培家・高岡正明によって作出された、オオシマザクラとエドヒガンの交配種「アマギヨシノ（天城吉野）」にカンヒザクラを交配して作られた栽培品種です。名前は、世界の平和を願い「天地に恵みを与える太陽」という意味を持つ「陽光」と名付けたそうです。
新宿御苑で、自分だけのお気に入りの鑑賞方法を見付けてみませんか？
2015年3月25日 11:45
