温室でアカバナナの実がみごろをむかえています。日本で食べるバナナというと、皮をむいて食べるデザートとしての黄色いバナナがおなじみですね。外国では、そのまま食べるバナナ以外にも、フリッター(天ぷら)や煮込み料理など、さまざまな調理方法に向いた品種があります。こちらのアカバナナも、そんなバラエティーゆたかなバナナの仲間のひとつです。
サービスセンター側の入り口から温室に入ると、すぐに大きな葉っぱが目に入ります。こちらがバナナ(左)とアカバナナ(右)です。葉っぱ一枚が幅50センチ、長さは3メートルほどもあり、小さな子供なら数人が乗れそうなほど。高さが約15メートルはある屋根に、届かんばかりにぐんぐんと生長しています。
葉っぱの下をのぞいてみると、バナナの実も熟しはじめていました。完熟すると黄色くなります。日本で一般的に食べられているのが、こちらのバナナです。
順路を進んでいくと、バナナの木を反対側から見ることができます。こちらからは熟したアカバナナの実を見ることができます。
今日は開園まもなく降りはじめた雨で、昨日につづいて肌寒い一日となりました。こんな日は、ぜひ、あったかい温室へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
インフォメーションセンターの窓口では、アカバナナの花を展示しています。近くで観察できますので、ご来園の際には、ぜひお立ち寄りください。
2015年1月22日 12:18