お知らせ

「第33回新宿御苑洋らん展」を開催【11/30~12/5】

開催報告・レポート

11月30日より温室にて、新宿御苑の晩秋恒例の催し「洋らん展」を開催中です。

昭和58年(1983)のスタートから今年で33回目をむかえます。
洋らん展の会期中は各所に展示台を設け、常設の熱帯植物や御苑栽培のランとともに、洋らん愛好家からの応募作品約200鉢が飾られ、温室はたいへん華やかな色と甘い香りに包まれています。

温室を順路通りに進んでいくと、一番最後に入賞作品の展示コーナーがあります。

11月29日、審査会場内にて江尻宗一特別審査員(日本洋蘭農業協同組合組合長)が各作品に寄せたコメントともに、一部をご紹介いたします。

【環境大臣賞】

「リカステ:Lycaste. Virginalis (Mai)」
グアテマラ原産の洋らんの原種。
栽培管理がしっかりしていて、バルブや葉の状態が極めて良く、大株でありながら花付きのバランスも良く、見事な作品です。

【自然環境局長賞】

「カトレヤ:Cattleya.trianae fma.concolor ‘Blando’」
コロンビア原産の洋らんの原種。
通常の個体はもう少し株が繊細で花色も濃いものが多いですが、株の状態が良く、花の色彩もデリケートな淡い色であることなど、高い栽培技術が評価されました。

【新宿御苑所長賞】

「バンダ:Vanda Tricolor 」
フィリピン原産の洋らんの原種。
小ぶりなものが多い通常の個体と比較して、大きな株の作品。3本の株を上手く調整して開花させ、花の状態も良く、優れた栽培技術がうかがえます。

【国民公園協会会長賞】

「デンドロビウム:Dendrobium victoriae-reginae」
フィリピン原産の洋らんの原種。
栽培することが難しい品種であるにもかかわらず、個体の大きさ、花の色彩ともに素晴らしいです。

洋らんとは、花を鑑賞する目的で栽培されるラン科植物の園芸上の呼称で、カトレアやシンビジウムをはじめ多くの種類があります。ラン科植物は日本のほか、東南アジア、中南米、アフリカなど熱帯から亜熱帯にかけて広く分布し、18世紀に欧州のプラントハンターにより収集が行われ、主にヨーロッパで盛んに品種改良され、さまざまな交配品種が作出されました。

新宿御苑は日本の本格的な洋らん栽培の発祥の地といわれています。
新宿御苑における温室、洋らん栽培は、約140年前の明治時代より続く長い歴史があります。
香り高く美しい洋らんの競演は、12月5日(日)まで温室で開催しています。

新宿御苑の洋らんの歴史については▼
https://fng.or.jp/shinjuku/2018/02/11/post_1031/

■第33回 新宿御苑洋らん展■

【日時】11月30日(火)~12月5日(日)9:30~16:00(入館は15:30まで)
ただし、最終日12月5日(日)は入館15:00まで(15:30閉館)
【会場】新宿御苑内 温室
【料金】新宿御苑への入園料が必要です。(一般500円、65歳以上と高校生以
上の学生250円)

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