お知らせ

庭園を守るお仕事通信9月号【植生班】

庭園を守る取り組み

本日は植生班の9月の作業から「蔓(つる)取り作業」をピックアップしてご紹介します。

新宿御苑の園内には、自然樹形でのびのび育った木と、剪定をして形を整えられた木が存在します。

母と子の森エリアは里山の景観を残すために、あまり手を加えず自然のままに植物が植栽されています。そのためこち
らに植栽されているツツジは自然樹形で、樹高は2メートル近くあります。

それに対して、ツツジ山は庭園の景観を美しく保つために、ツツジは丸く整えられています。その丸い姿は、おまんじゅ
うが並んでいるようでかわいらしく、花の時期にはお客さまの人気撮影スポットとなります。

夏の時期にぐんぐんと伸びた、蔓草がツツジに巻きついていました。放っておくと景観が悪いだけでなく、絡みつかれた
植物が枯れてしまうこともあるそうです。また、花が咲く種類の蔓草は花の蜜に誘われて、たくさんのハチが寄ってくる
こともある、定期的に取り除いていきます。


枝が不揃いに伸びてきたものは、きれいに丸く刈っていきます。こうしてまた、おまんじゅうのような丸いツツジになり
ました。


新宿御苑の庭園は、多くの人々の努力によって現代に受け継がれてきました。御苑とともに時代を築いてきた歴史ある木
々が健やかに生育できるよう、日々、庭園を守る取り組みを進めてまいりたいと思います。

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