おうちで楽しむ洋ラン展
いつも新宿御苑にご来園いただきまして、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症の更なる感染拡大防止のため、緊急事態宣言の発令に伴い、令和2年12月26日(土)より臨時閉園しております。
園内の自然情報の発信については、新宿御苑の庭園風景をインターネットを通してご鑑賞いただきたく、引き続き情報発信を行います。
スタッフ一同、みなさまにご来園いただける日まで、庭園や植物の栽培管理をしっかり行ってまいります。何卒ご理解とご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
冬は洋ランが一番華やかに咲く時期です。
おうちからでも御苑の洋ラン鑑賞を楽しんでいただけるよう、温室で撮影した洋ラン動画をご紹介します。
■洋ラン紹介(2021年2月10日)
【新宿御苑は臨時閉園中】
温室で旬の洋ランが満開を迎えています。
スタッフのイチ押しは原種のランと、明治時代に御苑で生まれた交配品種のラン。
日本ではなかなかお目にかかれない珍しい花をピックアップして動画でご紹介します。
▼詳細https://t.co/QCAFAXab5K#新宿御苑 #温室 #エア植物園 https://t.co/M4QbGP4aNM pic.twitter.com/wfjhBaCGuB— 新宿御苑 自然情報 (@SG_info_kyokai) February 10, 2021
■今回紹介した洋ラン
【Maxillaria luteo-alba(ルチオ-アルバ)】
原種
花はバニラのような甘い香りがあります。
コスタリカ等の低地から高地で自生する着生ランです。
【Restrepia elegans(エレガンス)】
原種
クリーム色の下地に赤紫色のドット柄が可愛らしい花を咲かせます。
ベネズエラ・コロンビア・ペルーの標高700~2800mの雲霧林に自生する小型のランです。太く肥大したバルブをもたず、細いバルブの先に幅の広い革質の葉が特徴です。
【Brassavola glauca(グラウカ)】
原種
クリーム色の花は、爽やかな香りを漂わせませす。
カトレア属の仲間で、カトレアとの交配によく使用されています。
熱帯アメリカに広く分布する着生ランです。
【Paphiopedilum Shinjuku #188】
交配種
Paphiopedilim Omar × Paphiopedilum Satsuma の交配種です。
戦後作出されました。
【Pleurothallis matudiana】
原種
葉の上に双子の様に並んで花が咲くのが特徴です。
メキシコなどの標高1000〜2400メートル雲霧林に自生する小型のランです。