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救命講習を行いました

庭園を守る取り組み

12月15日~16日の2日間、東京消防庁より委託を受けた東京防災救急協会から講師をお迎えし、救命救急講習を行いました。

119番通報を受けて救急車は現場に急行しますが、都内は到着までに平均で7~8分の時間がかかります。
心肺停止からわずか1~2分で傷病者の生存率は大きく変わるため、救急車の到着までに速やかな応急手当てを行うことが大切です。
傷病者が発生した場合に、その場にいた市民の素早い救命措置によって、尊い命が救われた事例が数多く報告されています。

講習では心肺蘇生法やAEDの使い方、気道異物除去、止血法法等について動画も交えながら学びました。
(写真上:胸骨圧迫、写真下:AEDの使用)

現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた市民による救急蘇生法についての指針」に沿った対応を行いました。
(写真下:エアロゾル感染予防のため、口に救命用マウスピースを被せます)

新宿御苑は国内外より年間100万人以上のお客様が来園する都内有数の観光名所です。
各入園門やサービスセンター、レストランゆりのきにはAEDを設置するほか、巡回スタッフが救急用品を常備していますが、お客様の救護に迅速に対応できるよう、日頃よりスタッフが応急手当に関する知識と技術を身につけておくことも重要です。

国民公園協会ではかねてより救命講習や自主研修会を実施し、救急救命の技術と意識の向上に努めており、昨年はお客様への救護処置が人命救助に繋がり、東京消防庁から感謝状を授与されました
これからも、お客様に安心して新宿御苑を楽しんでいただけるよう取り組んでまいります。

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