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エコアクション21の取り組みで感謝状をいただきました

カフェはなのき

国民公園協会では、環境への取組を組織的、計画的、継続的に進めていくため、平成20(2008)年より環境省策定のエコアクション21への取り組みを開始し、地球と地域の環境保全に取り組んできました。
平成22(2010年)に認証・登録を取得してから10年が経過したことから、長年の取り組みの功績が認められ、このたび、一般財団法人持続性推進機構エコアクション21中央事務局より感謝状と記念品(盾)をいただきました。


エコアクション21は、平成8年に環境省が策定した日本独自の環境マネジメントシステム(EMS)です。
幅広い事業者に対して、自主的に「環境への関わりに気づき、目標を持ち、行動することができる」方法を提供する目的で、エコアクション21を策定し、その普及が進められてきました。

具体的な取り組み目標としては、二酸化炭素の排出量や水道使用量および廃棄ごみの削減、環境に配慮された物品の購入、環境保全と利用者への普及啓発があります。
目標を達成するためにPDCAサイクル(※)を活用し、取り組むことが求められています。

(※)PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字を取ったもので、目標を達成するための管理システムのことです。計画を立てて実行し、結果を評価し、その結果を次の計画へ活かすことで、目標に向かっていきます。

国民公園協会が行っている活動のひとつが「エコ・クッキング」です。
御苑内のレストランゆりのき、カフェはなのきは、環境に優しいお店作りとして、平成21年(2009)に商業施設初のエコ・クッキングを取り入れたレストランとして認定を受けました。
調理担当スタッフがエコ・クッキングナビゲーター資格を取得し、環境保全への取り組みを進めています。
>エコ・クッキングについて紹介した記事はこちら

エコ・クッキングとは、環境のことを考えて「買い物」「料理」「片づけ」を行うことです。食べ物を無駄なく使ったり、ガスや電気、水を大切にする、ゴミを減らすなど、私たちの暮らしのなかでも取り組める工夫がたくさんあります。
人参などの野菜は、ヘタのぎりぎりまで、可食部分を無駄なく使います。大根の葉などはピクルスにするほか、皮など普段あまり食べないような部分も、片栗粉をつけて揚げ、火を通すことで、パリッとした食感が楽しいフライドベジタブルになります。
食材を無駄なく食べることによって、ごみを減らすことにもつながるため、身近な日常生活から環境保全に取り組むことができます。

【江戸東京野菜スイーツ】
東京産の江戸東京野菜を洋風スイーツにアレンジした地産地消のメニューです。ワンプレートでいろいろなお味が楽しめます。
>その他メニューはこちら:レストランゆりのきカフェはなのき

国民公園協会では今後もより効果的、効率的に環境に配慮した取り組みを実践、継続し、環境負荷のさらなる軽減に努めてまいります。

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